平凡な日常に思う
平日の朝のように目覚め
何があるわけではないが、当たり前のように掃除、洗濯して、あ!今日は祝日の月曜日
ゴミ出しかー
息子に声をかける。優しい息子がゴミ出しをしてくれる。ありがとうと優しい気持ちになれる。
息子は、今日は予定ないよ。と一言
小さい頃から、共稼ぎで育った息子はお休みの日の家族の予定を確認する行動がある。
ポカポカとした陽気のなか、ポカーンとテレビに目を向ける。成人式の様子が映し出され、その華やかさに、嬉しさと平和を感じる。
数年前に20歳を迎えた息子の成人式の日に、
この日を迎えることが出来た親としての幸せ
この子がいるからこそ感じられる幸せに感謝した事を思い出す。
息子は、現在、教育の現場にいる。それはそれで心配はつきない。
日々の生活の中では、なかなか自分を振り返る時間もなく過ぎていくが、今日、この成人の日は何となく、今までの自分を振り返ることが出来る1日である。
20歳の頃、学生だった頃の自分を思い起こす。
どういう人が周りにいたかなー
どんなことに興味を示していたかなー
目指した職業は?
お付き合いしていた方いたかなーとか
夢と希望に満ち溢れていた自分を
空想する。その、思い出に笑みを浮かべたり苦笑したり、吹き出しそうになったり
まぁ、忙しい感情を誰にも気づかれないようにしている時間が楽しくなる。
そして、我にかえったとき、現在の場所に安堵感を覚える。
家族っていいなーと思う。また、平凡な日常に感謝したくなり、自分が大人になったと感じる束の間の時間であり、毎年、この時間で自分自身を成長させてくれる私だけの成人式である。
また、このポカポカ陽気を眺めながら
お茶をしている平凡な日常が最高である。
今週のお題「二十歳」